「施主と建築士の広場」という設計者紹介サイトにて,御社の作品に興味を持ってくださり,設計が始まった。 敷地は菊池郡西合志町,豊かな田園風景の中にある。竹山を背にし南側に眺望が開けるロケーションだが,既存建物に包囲されているため2Fの一部とRFレベルでの眺望のみが可能となる。 本体は四角いシンプルな形状とし,外部にデッキを回すことで,外部空間の気持ちよさを室内に取り込むことを意識した。 RFレベルは360°がまさに絶景である。屋根の上の空間が有効に使えないかと思い,「スカイガーデン」の提案を行った。
<鉄骨建方> 鉄骨部材は外部表しとなる部分を亜鉛メッキ(シルバー色),内部に隠れてしまう部分を錆止め塗装(あずき色)としている。田園地帯では亜鉛メッキの耐用年数は110年程と言われている。