KURATA Architectural Office Co.Ltd.  SUB-HOMEPAGE


 
良い住宅って・・・・何?

Aさん:”良い住宅”ってどんな家なの?
     展示場に並んでいるキレイな家のことなの?

倉 田:そうですね。人によって色々な解釈があると思いますが、
     ただ、よく考えて整理してみると、良い家には、
    
1.予算  2.要望  3.安全  4.アフターフォロー  
     の4つのキーワードがあると思います。

設計料は無料?(第6回)

Aさん:実家の家は、“設計料はいらないから“と
    言われ、近所の工務店に建ててもらった
    のですが、知り合いの設計士さんを連れて
    来られて、その方が間取りを描いていまし
    た。
    ですが、倉田さんが言われるほど、詳しく
    打合せはありませんでしたよ。
    
倉 田:それは、役所の審査(確認申請)に必要な
    図面だけを描くように工務店と契約された
    設計士さんなのでしょう。
    どんな家でも役所の審査(確認申請)を
    受けなければ、家を建てられないので、
    法律が満たされているかどうか、分かる
    程度の図面を描き、役所に提出する必要が
    あります。

    ですから、こういった設計士さんは、
    契約上、法律に関係すること以上の
    打合せは行いません。
    もちろん、図面を描き終われば、工務店へ
    設計料を請求されます。

Aさん:えっ!
    では、実際、完全に無料ではないのですか?

倉 田:そうですね。
    短時間で終わる作業でありませんから、
    工務店に限らず、“設計料タダ”と言われて
    いる施工業者は、実際は、工事費用の経費
    などの中に設計料を盛り込んであったり、
    設計料分の利益を見込んでいるところが多い
    ようです。
    
    稀に、そういう工務店と比べて、
    “設計料無料じゃないの?“と訊かれる方も
    いらっしゃいますが、
    工事を行っていない設計事務所が、設計料を
    いただけなかったら、完全にボランティアに
    なってしまいますよ。(笑)

Aさん:そうですよね(笑)。
    では、細かい打合せをされないのは、
    なぜですか?

倉 田:それは、施主の好みや使い勝手は、法律には
    記載されていませんから、役所の審査には
    必要ありませんし、
    工務店との契約の金額は、細かい打合せまで
    できる額ではないからです。

    また、設計士からみたお客様は、
    施主でなく、工務店となりますから、
    施主の要望より工務店の要望を優先せざるを
    得ないことも理由の一つですね。

Aさん:それでは、好みや使い勝手を打合せしたい
    なら、正規の設計料を支払って、直接、
    設計士さんと契約すると、施主の要望を
    優先してくれるってことですね。

倉 田:そうです。

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